『応用脳科学リサーチプロジェクト2014
「応用脳科学研究及び技術に関する最新動向調査プロジェクト調査報告書」
~特許文献調査版~』
『応用脳科学リサーチプロジェクト2014』概要
1. 概要
今回の『応用脳科学リサーチプロジェクト2014』では、ますます活発化する応用脳科学の最新状況を明らかにするため、 リサーチプロジェクト2011以降の3年間(2012年~14年)の特許公開情報、学術情報、プレスリリースを幅広く調査しました。
解析の結果、脳科学をキーワードとする公開特許件数は、2000年からの3年間で310件に対し、直近3年間では2032件と指数関数的に増加していました。また、その中でも従来から医療関連の出願数が多いことは変わりありませんが、人工知能等への神経システムの応用や脳機能をターゲットとした食品、サービス分野の出願が相当数あることがわかりました。
これらの調査結果を『応用脳科学リサーチプロジェクト2014 ~特許文献調査版~』としてまとめております。 特許文献調査版は、有料の特許データーベースから脳科学に係わる全2032件の特許文献内容を評価し、出願傾向の解析図とともに、重要な特許文献については方法や実験器具、詳細な説明を独自に付与し解説しております。
近年、研究成果の知財化が重要視され、特許公開が学術文献発表よりも先に行われることが通常となっており、脳科学またはその周辺研究の最新の動向の把握に相応しい内容となっております。(以下報告書目次をご参照ください)
2. 特色
◆ 論文未発表も多い脳科学の最新状況を公開特許情報から読み取れる
◆ 海外企業の日本出願も網羅しているため、海外企業が日本を市場と考えている重要出願の内容を把握できる
◆ 日米欧の特許出願分類別の出願トレンドから、今後、脳科学の産業応用が促進される分野を予想することができる
報告書目次(カッコ内は紹介予定事例)
第1章 リサーチプロジェクト2014 調査概要 ~特許文献調査版~
1. 課題認識及び調査目的
2. 調査目標、対象領域、方法
3. 最終成果物
第2章 調査結果
1. ニューロサービス
―― マーケティング、メディア等サービス分野における 応用脳科学研究とその事業活用
1.1. ニューロマーケティング
(1) プロダクトデザイン(商品の快適性等の評価や改善に関する事例)
(2) ブランディング(商品ブランド等の評価や構築・改善に関する事例)
(3) 購買行動(購買意思決定等の評価・検討に関する事例)
(4) コミュニケーション(感性マッチング等についての事例)
1.2. 広告・宣伝
(テレビCM等の評価や改善に関する事例)
1.3. その他 教育産業等
(意思伝達支援等)
2. ニューロプロダクト
―― 製品の研究開発分野における応用脳科学とその事業活用
2.1. 医療
(1) 医薬用、歯科用の製剤(神経変性疾患等の製剤、脳内デリバリー用機能性物質等)
(2) 医療用機能回復・向上(運動リハビリテーション装置、音声補完用装置等)
(3) 非侵襲性医療器具、侵襲性医療器具(神経や脳刺激用電極、磁気刺激システム等)
(4) 医療用材料(神経細胞の培養、遺伝子等)
(5) 診断器具、診断方法(自律神経診断機器、中枢炎症性疾患等の診断)
(6) モデル動物(自閉症、アルツハイマー病モデル等)
(7) その他 医療・福祉関連ビジネス等
2.2. 機械及び機器
(1) ロボット及び自動車及び類似する機器制御(自動車、ロボットの制御等)
(2) 情報通信機器及びユーザーインターフェース (対話支援、機器操作やWEB画面の評価等)
(3) ニューラルネットワーク、電子シナプスを含むシステム、システムの商用利用 (ニューラルネットワークの人工知能、内燃機関等への応用等)
(4) その他 家電等(映像制御装置、画像処理装置、音評価装置等)
2.3. 娯楽、住環境、生活必需品
(1) 娯楽(玩具等の開発・改善に関する事例)
(2) 空間、環境(オフィス空間等の評価や開発・改善に関する事例)
(3) 食品、飲料、食料品(脳機能改善用食品、神経変性を予防するための食品等)
(4) その他 日用品等
第3章 まとめと今後の展望
3. 価格
230,000円(税別)
4. 納品物
調査報告書:冊子1冊(A4判)、附録:電子データ(PDF)
5. お申込み方法
お名前・ご所属・ご連絡先明記の上、 まで、ご連絡下さい。