生命知能(脳)と人工知能:高橋 宏知(東京大学 大学院情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 人間機械情報学講座 教授)
エンジニアは、機械の仕組みを理解するとき、機能、機構、構造と階層的に考えを巡らせる。そのような思考方法を脳の研究に取り入れた「脳のリバースエンジニアリング」を紹介する。脳と計算機を対比しながらリバースエンジニアリングし、...
応用脳科学アカデミー
エンジニアは、機械の仕組みを理解するとき、機能、機構、構造と階層的に考えを巡らせる。そのような思考方法を脳の研究に取り入れた「脳のリバースエンジニアリング」を紹介する。脳と計算機を対比しながらリバースエンジニアリングし、...
料理の美学とその心理的・文化的意義について考察します。まず、神人共食の直会や東日本東北大震災での炊き出しでのエピソードを通じ、美食が単なる栄養摂取にとどまらず、精神的な活力をも提供することを示します。アンセルム・ブリア=...
音楽の認知科学的理解は,音楽特有の現象だけでなく,ヒトの本質を理解する上でも重要な鍵となる.例えば,音楽は,聴覚だけでなく,ヒト一般的な,行動,情動,学習,社会コミュニケーションなどの多くの脳機能と密接に関与している.近...
ブラインドサッカー選手のような視覚障がい者アスリートは、目が見えていると錯覚するほど巧みで正確な運動パフォーマンスを発揮することができます。視覚に頼ることなく、脳はどのようにして正確な空間認知や身体制御を実現しているので...
建築家でもある講師が空間の美をどのように分析しているかについて話す。 講師 川添 善行 先生東京大学 生産技術研究所 准教授 日時 2024年07月22日(月)13:00~17:30(12:40より受付開始)第3部 15...
近年、広義に良好な状態を意味するWell-beingが、健康状態から個人の生産性に至るまで、多岐にわたる側面と密接に関連していることが多く報告されています。ポジティブ心理学研究では、日常生活の様々な場面で現れる感謝感情が...
いま、企業による障害者雇用は大きな転換点を迎えています。DX進展による仕事の減少は、企業に既存社員の学び直しを突きつけ、引き上げられる雇用率は、各社の取り組みの経済的価値や社会的価値を問い直しています。同時に経営アジェ...
消費者の知覚や記憶、選好や意思決定は人間の認知プロセスそのものであるため、消費者行動を科学的に理解するためには認知心理学的アプローチが有用である。本講義では、まず認知心理学の基本的考え方を解説し、消費者の認知特性を考慮し...
ダイバーシティは、各々が偏見を持ち合い、バラバラに活動していたのでは、インクルージョンにつながらず、個人や組織のウェルビーイングや潜在能力の発現につながらない。本講義では、高信頼性組織、共同創造、アンチスティグマという...
人間にとって、匂いや香りを感じる嗅覚は、なくてもいい感覚の筆頭に上がりますが、料理をおいしく食べ、季節の移ろいなどを感じるために重要であり、実は、生活のQOLに無意識のうちに大きく影響してます。匂いを嗅ぐと、その人の心の...